よみきかせ
半年記念日に、絵本をもらった。
新美南吉の、ごんぎつね。
前に無茶振りされて、注文の多い料理店を電話越しに読んだのが気に入ったらしい。
風邪気味だったけど、リクエストに応えて電話越しに朗読した。
次の日地味に喉が痛かったけど、満足してもらえたしまぁいいか。
読むの上手いね。そう褒めてくれる人は中学の先生以来なので地味に嬉しかったり。
思えば小さい頃から毎日寝る前に絵本を読んでくれた母。妹ができて代わりに読みきかせ係になった僕。
学校で音読を褒められたり、図書館で本を沢山借りて、しまいには図書委員になったことを自慢気に話す僕に対して母は「当たり前じゃん、どれだけたくさん読み聞かせしてあげたと思ってるの?感謝しなさい。」と言った。
昔はそれに対して感謝したことはとくになかった。言い方がちょっとムカついたし。
ごんぎつねを貰ったことは話したけど、僕の読み聞かせが気に入られてること、褒められてること、さりげなく感謝しながら言ってみたいと思う。
また当たり前じゃんとか言われそうだけど。